福祉用具レンタル業 情報のインプットとアウトプット

毎日同じことの繰り返し、なんだか疲れてきた・・・

全国の福祉用具経営者のみなさん、営業のみなさん、そんな状態になっていませんか?
ある程度仕事を覚えて、仕事をこなせるようになると、日々同じことの繰り返しで、マンネリ感とか徒労感を覚えることもあるかもしれませんね。

そんなときは積極的にインプットを心がけると良いと思います。
今回は、そんな仕事を楽しむためのコツのようなお話をさせていただきたいと思います。

ポイント1:仕事に慣れると徒労感を感じるのはなぜ?

経営者のみなさま、事業を楽しんでますか?

福祉用具営業のみなさま、毎日の仕事は楽しめていますか?

「もちろん!」

と即答できる方はさておき、

「うーん、どうかな・・・?」

と言う方は、ぜひこの続きをお読みください。

なぜ日々の仕事でマンネリ感を感じたり、徒労感を覚えたりするのでしょうか。

思い出してみてください。
社長になりたてのあの頃の日々を。
経営は毎日が綱渡りで、次は何が起きるかわからない。
毎日がハラハラドキドキで、時には生きた心地がしないような日もあったかと思います。
一方で、会う人会う人が新しい人で、いろんな出会い、いろんなチャンスが転がっていると思えたのではないでしょうか。

いつしか社長業にも慣れ、いろんなピンチをかいくぐる中で、対処法も身についたり、ピンチを未然に防ぐ方法も覚えていきました。
たいていのことでは驚かなくなり、経営という仕事をうまくこなせるようになった。
そんな感じではないですか!?

思い出してみてください。
会社に入ったばかりのあの頃の日々を。
見るもの、聞くもの、新しいことばかり。
覚えることが多すぎて、周りの人たちが「こんなことよくやってるな・・・」と同時に「自分にはできないよ・・・」と絶望したこともあるでしょう。
毎日いろんなことを吸収して、たいへんだけど日々成長している実感を得ながら仕事をしていたことと思います。

いつしか仕事を覚え、毎日の仕事をこなせるようになってきました。
たいていのことは知っている、やったことがある仕事ばかり。
そういえば、新しく覚えることって最近あったっけな~
そんな感じではないですか!?

そう、いつの間にかアウトプットばかりで、インプットすることが少なくなるのが徒労感を覚える原因なのです。

まるで出がらしのお茶のように、カスカスに出尽くしてしまって、すり減ってしまうようなイメージでしょうか。

みなさんはアウトプットばかりになっていませんか?

ポイント2:常に刺激を入れることが自らの活力につながる

経営や仕事のなかで徒労感を覚える原因は、アウトプットばかりになってしまうこととお話しました。

実は私もコンサルティングという仕事をしていて、かつてはそうした感覚をもったこともありました。
毎日、いろんなお客様のところへ行ってお仕事をするのですが、どこへ行っても同じような話をして、同じことの繰り返し。
ある程度、仕事を覚えると新しく吸収することも少なく「ノウハウの切り売り」をしている感を感じていました。
(いま思えば、たいしたノウハウでもないのですが。。。汗)

ところが、いまはそうしたマンネリや徒労感を覚えることはほとんどありません。

毎日が刺激にあふれていて、新しいことを吸収できていて、自分の周りの世界がどんどん広がっていっているように思えています。

なぜそんな風になったのか?

定期的にインプットをするようにしたから

なのですが、私にとってのインプットとは、

全国のスゴイ会社さん、スゴイ社長さんに会いに行くようにしたこと

です。

この2~3年の間でも、たくさんのスゴイ会社さん、スゴイ社長さんとお会いしていただきました。
自分が知っているウチの世界から飛び出て、自分が知らなかったソトの世界に触れるようにしています。

そうしてインプットを定期的にするようになると、手前みそながらアウトプットの質も少しずつ上がっているように思います。
アウトプットすることが目の前のお金を稼ぐことだとすると、インプットは自身の成長となるエネルギーを注入するようなイメージです。

目の前のお金だけにとらわれず、自身の成長につながる刺激や学びを入れていくことを定期的にやっているというわけです。

みなさんの経営やお仕事でも同じようなものではないでしょうか。
自分の知っていること、できることだけで、毎日動いているとやがて疲れてしまうけど、
新しい経営手法、情報、やり方を取り入れて、学びや刺激を入れることで、それまでよりも良い仕事ができるようになると思います。

インプットをするような動きはできていますか?

ポイント3:自ら動いて情報を積極的にインプットしよう!

先ほど、私自身の話として、全国のスゴイ会社さん、スゴイ社長さんに会いに行っているとお伝えいたしました。

社長さんであれ、社員の方であれ、同業他社と交流して他社のやり方を知るということができれば、とても良い刺激になりますよね。
それも、1回こっきりではなく定期的にそのような交流ができるとどんどんインプットができるようになりますよね。

ぜひ、自ら動いていただいて、積極的にインプットしていっていただきたいと思います。

そりゃあ、コンサルだったらそんなことできるかもしれないけど、
ウチらみたいな地域でやってる福祉用具の会社にそんなことできるの?

そんな風に思われるのも無理はないと思います。

福祉用具レンタル業というのはローカルビジネスで、それぞれの地域内で事業をされています。
その地域内で会える同業他社といっても、みんなライバルでバチバチやってるのに交流なんてとんでもない!
そんな感じですよね。

では、

全国の福祉用具レンタル会社と出会い、フラットに情報交換ができる場があるとしたらどうでしょう?

私がお会いしてお連れしてきたスゴイ会社さん、スゴイ社長さんと出会うことができる場があるとしたらどうでしょう?

そんな場があるのなら、行ってみたい、見てみたいのは当たり前でしょ!

福祉用具&リフォーム経営研究会はそんな風に全国の福祉用具レンタル会社と定期的に交流し、情報交換ができる唯一無二の場をご提供しています。
ご参加いただいているのは全国約60社!
それも、みなさん業績アップや企業成長に前のめりなとても活力あふれる会社さんばかりです。

日々のマンネリや徒労感を覚える日常から抜け出して、
学びと刺激のあふれる、定期的にインプットができる場に飛び込んでみませんか?

あなたのちょっとした勇気ひとつで、未来はガラリと変わります!

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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
リフォーム支援部
シニア経営コンサルタント
入江 貴司

【プロフィール】
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルと
シニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する
専門コンサルティングを進める。
商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制
づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

⇒ 入江 貴司 への経営相談は、コチラまで
E-Mail:takashi_irie@funaisoken.co.jp

この記事を書いたコンサルタント
入江 貴司
入江 貴司
入江 貴司

1976年大阪府生まれ。
大阪大学経済学部卒業後、大手工作機械メーカーに入社。
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルとシニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する専門コンサルティングを進める。商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

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