- 2024.08.27
福祉用具レンタル業 店長さんの困ったあるあるをご紹介!~メンバーのマネジメント編~
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悩みはみな同じ・・・今回はメンバーのマネジメントについて店長さんや店長経験者の方からお聞きした"困ったあるある"を見ながら、どう解決していくかヒントを探っていきましょう。
このメルマガ(記事)をお読みのみなさんの中には、管理者や店長の役職についていらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。
みなさま、
店長さんって大変ですよね・・・
営業メンバーの業績管理、行動管理、営業さんと事務さんの連携(業務オペレーション)、メンバー育成などなど
店長さんには考えるべきことがたくさんあります。
にもかかわらず、福祉用具レンタル業の店長さんはこれらをご自身の営業数字を追いかけながら考えなくてはいけない、プレイングマネージャーであることがほとんどではないかと思います。
限られた時間の中で、ご自身の成果も追い求め、担当している利用者さんの対応に追われ、その中でメンバーのマネジメントにも大きな労力を割かなくてはならない・・・
その悩み、あなただけではありません!
今回は何名かの店長さんにお聞きした、「店長さん困ったあるある」をいくつか紹介し、解決するためのヒントをみなさんと一緒に探っていきたいと思います!
店長さんたちにお聞きできたあるあるは多岐にわたりますが、テーマを絞ってお伝えできればと思います。
今回紹介する困ったあるあるテーマは「メンバーのマネジメント」です!
”マネジメント”と聞くと"部下の管理"くらいで理解していないでしょうか?
"マネジメントの父"でおなじみドラッカー曰く、マネジメントとは、"組織として成果を上げさせるための道具、機能、機関"であるとしています。
つまり、組織として成果を上げるための活動は全てマネジメントといえるのです。
よって
メンバーのマネジメント=組織として成果を上げるためにメンバーとどう接するか
という視点で見ていきましょう。
マネジメントについての前置きはこのくらいにして、早速店長さんからお聞きした、困ったあるある~メンバーのマネジメント編~を3つ見ていきましょう!
困ったあるある~メンバーのマネジメント編~その1
店長さん自身も日中営業でメンバーとコミュニケーションが取れない
みなさん、あるある~と思われていると思います。
プレイングマネージャーである店長さんはもちろん営業活動も多忙でしょう。
その中で営業メンバーのみなさんとコミュニケーションを取るのは簡単なことではありません。
日々の朝礼や終礼で短時間お話しすることはあっても、そのメンバーの考えや不満を吸い上げるには時間が足りないですよね。
「日中は営業活動で忙しい・・・就業時間外でもコミュニケーションをとってみよう!」
そう思われる店長さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
ここであるあるその2です。
困ったあるある~メンバーのマネジメント編~その2
飲みにケーションが難しいご時世
若者世代のなかには就業時間外で会社の同僚や上司に時間を割くのが億劫な方が一定数いるのは事実。
若者を誘っても断られた・・・飲み会が苦手と聞くから誘えない・・・
そんな声が聞こえてきそうですが、これはジェネレーションギャップなので仕方がないのかもしれませんね。
日中は営業活動でコミュニケーションが取れない・・・
就業時間外のコミュニケーション(飲みにケーション)も難しい・・・
メンバーのマネジメントに限らず、コミュニケーション不足は各所で様々な問題を引き起こす原因になりえます。
それらが募ると次のあるあるにつながる場合があります、、、
困ったあるある~メンバーのマネジメント編~その3
営業さんと事務さんが対立
福祉用具レンタル業は営業さんだけで成り立たせるのは難しく、営業さんと事務さんの密な連携がスムーズな業務には不可欠です。
しかし営業さんと事務さんも人と人。
営業さん「忙しくてこんなのやってられないよ・・・」
事務さん「営業さん、これくらいやっといてくれよ・・・」
いたるシーンでこのようなすれ違いが発生することも珍しくないのではないでしょうか。
コミュニケーション不足が人間関係の不和を作り出し、営業活動によろしくない影響を与えるケースもあります。
コミュニケーション不足を解消するには?
ここまでメンバーのマネジメントに関する困ったあるあるを見てきました。
ここからはあるあるをお話くださった店長さんのおひとりからお聞きした、コミュニケーション不足を解消し、考えや不満を吸い上げるための施策をご紹介します。
メンバーとの時間が取れないという店長さんにとって永遠のテーマに対して、どんな奇策があるんだ!?と思われるかもしれませんが、シンプルな施策です。
1on1面談と月に一回の店舗会議です。
やり方は会社さんや人によって様々だと思いますが、とにかく、"必ずやる"ことが何よりも大切です。
急な用事などでなんやかんやでできなかった際、また来月やればいいや、ではなく、必ず再スケジュールしてやり切る!ここが一番やるべきポイントで、難しいところです。
ですが、やり切ることによって、
「この会社は意見を聞いてくれる」
と思ってもらえるはずです。
日々の業務で忙しいからこそ、最優先事項としてメンバーとの時間を設けることで、強い信頼関係で強い組織を作っていきましょう!