- 2024.10.28
福祉用具レンタル業 若手営業さんが陥りがちな成長痛!?「営業申し訳ない病」の原因と対策
「営業活動です。ごめんなさい・・・」
この言葉にピンときた方、ぜひお読みください!
やっと現場にでて営業活動を開始したのに、営業活動に申し訳なさを感じる・・・
そんな営業さん、みなさんの周りにいらっしゃいませんか?
今回は若手営業さんが陥りがちな、営業活動に対して申し訳なさを感じてしまう原因と、その対策について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
営業は迷惑?悪いこと?若手営業さんが陥りがちな勘違い
「営業お断り」
玄関にこんな張り紙がしてあるお宅、ありますよね。
また、営業電話がかかってきたときに、
「営業なら切ります」ガチャン
みたいな対応をされる方を見たことがあるのではないでしょうか?
「営業って悪いことなのかな・・・」
上記のような光景を見ていると、そんな風に感じてしまう、「営業申し訳ない病」にかかってしまうのも無理はありません。
もちろん、「営業するのが仕事だから」と割り切って営業活動できる方も多いでしょう。
ですが以下のような特徴のある方は、特にこの病にかかりがちです。
- 素直
- 繊細
- 誠実
これらの特徴は福祉用具レンタル業の営業では強みになることが多いですが、逆に営業に対してマイナスに働く場合もあります。
ですが、その壁を超えたことのある方だったら分かるはず。
その「申し訳なさ」
勘違いです!
ここからは、なぜその「申し訳なさ」を感じてしまうのか、これの原因とその対策について考えてみたいと思います。
そもそもなぜ、消費者側の視点として「営業」が嫌いな人が一定数いるのでしょうか?
いくつか原因が考えられますが、代表的なものとして、
- おしつけがましい営業
- しつこい営業
- 断りにくい営業
これらのようなものがあげられると思います。
正直、福祉用具レンタル業に限らず、こんな営業さんが家に来たら嫌ですよね。
営業を受ける→ストレスがかかる
営業活動をこの構図でみてしまうと、確かに営業活動が申し訳なく感じてしまうかもしれません。
では、どうしたら申し訳なさ=罪悪感を感じずに営業することができるようになるのでしょうか?
「提案しないのは罪」!罪悪感なくに営業活動をするアイデア
「提案しないのは罪」
福祉用具レンタル会社で、こんな言葉が営業さんに浸透している会社さんがありました。
その会社さんで成績を挙げられている営業さんの多くは利用者さん対応に重点を置き、その姿をケアマネさんに診てもらうことで信頼と依頼を積み上げていく、というスタイルでした。
「提案しないのは罪」、これはまさに、「営業(≒提案)してすみません・・・」という考え方のちょうど反対側だと思います。
利用者さんの快適な住環境や、「できる!」のための提案が罪なわけがない、むしろ、提案しないことによって不が生まれてしまったらそちらの方が罪ではないか。という考え方です。
これは利用者さんに対する提案だけではなく、ケアマネさんに対しても同じです。
「ウチこんなこともできるんですよ!」ときちんと伝えておくことで、利用者さんが困ったときにすぐに相談、解決をすることができます。
「提案しないのは罪」
これを念頭に置いて営業活動をすることで、「申し訳なさ」とサヨナラし、より高い利用者対応満足、ケアマネ対応満足を実現することができるでしょう。
まとめ
今回は若手営業さんにありがちな、営業に対して申し訳なさを感じてしまう原因とその対策について考えてみました。
「提案しないのは罪」、素敵な考え方ですよね。
提案することがそのまま利用者さんやケアマネさんの幸せに直結し、それが目に見えやすい福祉用具レンタル業にせっかく従事しているのなら、ぜひ営業、提案を恐れず楽しんでやっていきましょう!