- 2024.11.13
福祉用具レンタル業 成長実感、ありますか? ~中長期目標で「本当に必要なコト」に取り組もう!~
みなさん、成長感じてますか?
このメルマガをお読みのみなさんは、経営者であれ営業さんであれ、なんらかの形で福祉用具レンタル業に関わっている方がほとんどだと思います。
この福祉用具レンタル業のあらゆる営業さんや経営者の方が口をそろえて「やりがいのある仕事だよ!」といきいきとおっしゃっています。
利用者さんのできる!を増やし、喜ぶ顔や感謝の言葉にダイレクトに触れられ、ケアマネさんからも頼られる仕事で、それでいて社会的意義も大きい。やりがいに満ち溢れた仕事ですよね。
この福祉用具レンタル業界に飛び込む際にも、上記のような感動を得られることを期待して入られた方も多いのではないかと思います。
一方で最近、特に新卒採用をされている会社さんで多く聞かれる志望理由が、「成長したい!」です。
これは福祉用具レンタル業に限らず、ほぼすべての業界・業種で聞かれる志望理由で、いわば若者世代のトレンドといったところでしょうか。
筆者も新卒採用の現場で「成長したい!」は7割以上の学生から聞いた言葉です。
「成長したい!」このマインドでこの福祉用具レンタル業に従事している(当初そう思っていた)方に自問していただきたいのですが、
「成長できていますか?」
もっと正確にいうと、「成長実感、ありますか?」
もしこの質問にNO!もしくは即答でYES!と答えられなかった方、その悩み、みんな抱えています!
今回はやりがいは感じるが成長実感を感じられずにいるみなさんと一緒に、成長実感を取り戻し、成長するのに必要なコトに取り組むヒントを考えてみたいと思います。
なぜ成長実感を得られないのか?
日々、利用者対応や居宅訪問、ケアマネジャーとの連携、福祉用具の選定、納品、アフターフォローなどに追われていると、目の前の業務をこなすことで精一杯になってしまいがちです。
「今日はレンタル契約を〇件取れた!」「福祉用具の提案によって利用者さんの不を解消できた!」
もちろん、日々の業務でこのような小さな成功体験を積み重ねることは重要です。しかし、それだけでは「成長している」という実感を得にくいのではないでしょうか?
それは、日々の業務に追われる中で、
- 自分がどこに向かっているのか
- 何のためにこの仕事をしているのか
- 将来どうなりたいのか
といった、中長期的な視点を見失ってしまっているからかもしれません。
まるで、羅針盤を持たずに航海している船のような状態です。目の前の波を乗り越えることに必死で、自分がどこに向かっているのかわからなくなってしまっているのです。
中長期的な目標を立てて成長実感を取り戻そう!
では、どうすれば成長実感を取り戻せるのでしょうか?
それは、中長期的な目標を立て、そこに向かって進むことです。
目標を立てることで、
- 自分がどこに向かっているのか明確になる
- 日々の業務に意味を見出せるようになる
- モチベーションが向上する
- 自身の成長を客観的に評価できるようになる
といった効果が期待できます。
例えば、
- 3年後には、地域(社内)で一番頼られる福祉用具専門相談員になる!
- 5年後には、新規事業を立ち上げて、会社の売上を2倍にする!
- 10年後には、独立して自分の会社を設立する!
といった目標を立てることができます。
目標を立てたら、それを達成するために必要なステップを逆算して考えてみましょう。
例えば、「3年後には、地域で一番頼られる福祉用具専門相談員になる!」という目標を立てたとします。
そのためには、
- 福祉用具に関する専門知識を深める
- コミュニケーション能力を磨く
- 空き時間には居宅へ積極的に訪問する
- 顧客満足度を高めるための工夫をする
- 自分の強みを活かしたサービスを提供する
といったステップが必要になるかもしれません。
このように、目標から逆算して具体的なステップを考えることで、日々の業務が目標達成のための手段となり、モチベーション高く取り組むことができます。
まとめ
今回は、成長実感を得るために中長期的な目標を立て、逆算で必要なステップを検討することの重要性についてお話しました。
日々の業務に追われる中で、ついつい見失ってしまいがちな中長期的な視点。
しかし、目標を立て、そこに向かって進むことで、日々の業務に意味を見出し、モチベーション高く取り組むことができます。
そして、目標を達成していく過程で、確実に成長を実感できるはずです。
ぜひ、今回の内容を参考に、あなた自身の目標を立て、成長実感を取り戻してください!