• 2024.12.17

福祉用具レンタル業 時間は資源!最新営業事例から学ぶ、時間をなににどう使う?

人に与えられた時間は平等であり、どう使うかは自分で決められる、、、

よく聞く言葉ですが、その時、その場所、何を目的にしているかによって、最適な時間の使い方は変わりますよね。

福祉用具レンタル業の営業においても、スゴイ営業さんの時間の使い方を耳にする方もいるでしょう。

「スーパー営業さんの時間の使い方、あんなの自分には当てはまらないし使えないよ!」

そうお思いの方、必読です!

今回は、最新の営業動向調査にもとづく時間の使い方が上手い営業さんの特徴と、みなさんがご自身の時間の使い方を考えるうえでベースとなる「考え方」について、みなさんと一緒に考えてみようと思います。

最新営業同行レポート

先日、県下トップクラスの福祉用具レンタル会社さんのなかでも、トップクラスの営業さんに同行させていただきました。

この営業さん、時間に対する意識がすごかったんです。

集合場所で車に乗り込むと、開口一番、

「今日の予定は~」

一日の流れをご説明いただきました。

まずこの時点で時間に対しての意識がものすごく高いですよね。

その後もトップ営業ならではの時間の使い方をこれでもか、と見せてくれます。

  • 移動しながらハンズフリーで事務さんに発注依頼
  • 納品時は約束の時間より早めについて用具の準備
  • 居宅訪問時は目的を果たしたらすぐ切り上げる

、、、などなど

みなさんはこういったスーパー営業ムーブを完璧にできているでしょうか?

自信ないな・・・という方が多いのではないかと思います。

では、このような効率的な時間の使い方を、みなさんが体得していくために、必要な考え方について考えてみたいと思います。

明日から変えよう!時間を効率的に使うための考え方

今回のスーパー営業さんのように時間を効率的に使うにはどうしたらよいでしょうか?

実は、特別なスキルや才能は必要ありません。

ほんの少しの意識改革と、日々の積み重ねが重要になってきます。

1. 時間を「投資」と捉える

時間を「消費」するものとしてではなく、「投資」するものとして捉えましょう。

例えば、スーパー営業さんは移動時間を事務処理時間に充てることで、事務所にいる時間を削減し、居宅訪問や新規開拓に時間を「投資」しています。

「この時間は何に投資できるか?」と常に考えることで、時間の使い方が変わってきます。

2. 事前準備を徹底する

できる営業さんは事前準備を怠りません。

今回同行した営業さんはケアマネさんを待つ間に用具の準備をしていました。

ほかにも、翌日の準備を前日に済ませておく、というのもできる営業さんあるあるです。

事前に準備をしておくことで、心に余裕が生まれ、「あ、あの予定の後もう一件訪問いけるな」「あのケアマネさんとこんな話をしてみよう」というアイデアも生まれやすくなります。

3. 振り返りを習慣化する

一日の終わりに、時間の使い方を振り返る時間を設けましょう。

「今日はどのように時間を使ったのか?」「無駄な時間はなかったか?」「改善点は何か?」などを分析することで、更なる効率化を図ることができます。

日報や週報などに記録しておくのも良いでしょう。

まとめ

エリアやご自身がおかれている状況が違おうと、ベースとなる考え方は共通していることもあります。

今回ご紹介した考え方をご参考に、ぜひご自身の時間の使い方を見直してみてください。

最後に、もう一つ重要なポイントがあります。

それは、「完璧主義」を捨てることです。

全てを完璧にこなそうとすると、どうしても時間がかかってしまいます。

時には、「80%の完成度でOK」と割り切ることも重要です。

大切なのは、「限られた時間の中で、最大限の成果を出す」ことです。

ご自身のペースで、少しずつ改善していくことを心掛けてください!

この記事を書いたコンサルタント
阪下 愛弥
阪下 愛弥
阪下 愛弥

2001年長野県生まれ。
大学時代はスポーツ科学を専攻する傍ら、有志の勉強会で経営学に触れる。大学時代に地方と都心の熱量の違いを痛感し、生まれ育った長野県をはじめとした地方の活性化に貢献すべく船井総合研究所に入社。
入社後は調査や業務効率化業務に従事。クライアントの業績アップはもちろん、社会にも貢献できる企業づくりに貢献できるよう尽力いたします。

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