福祉用具レンタル業 猛暑のなかみんなどうしてる?真夏の「汗」対策

いや、暑いですねー!!

毎年のこととはいえ、この暑さは本当に身体にこたえます。
そんななか、気になるのが身体から吹き出てくる汗、汗、汗!

みんな汗はどうしているのだろうと気になるところですよね。
今回のコラムでは、猛暑にちなんで福祉用具の世界で働くみなさんの「汗」対策について取り上げてみたいと思います。

ポイント1:全国の福祉用具レンタル会社の「汗」対策最前線

今年は西日本では予想外に早く梅雨明けし、6月下旬から夏まっさかりの状況になっています。
関東や東北でも7月中旬には梅雨明けして、いよいよ本格的な夏がやってきましたよね!

そんななか、営業や納品の際に気になるのが、身体から吹き出てくる「汗」だと思います。
全国の福祉用具レンタル会社さんはどうしているのか、まずは各社さんの「汗」対策について見ていきましょう。

みなさんにお聞きしていて、もっとも多いのは、

こまめに着替えをする

ということでした。

だいたい1日に1回は着替えをするということで、午前中のお仕事の区切りで一度着替えをしているという方が多いかなと思います。
夏場はユニフォームをポロシャツにしているという事業所も多いと思いますが、ポロシャツの中に1枚Tシャツを着て、インナーのTシャツをこまめに着替える、ポロシャツはお昼時間に1回着替えるという方もいらっしゃいました。

あとは制汗シートや制汗スプレーを車に常備しておいてこまめに身体のケアをするというお声も多くありました。

汗をかいてベトベトするのは不快なので、シートで身体を拭いてスーっとさせるというものですね。

また、基本的なことですが、毎日タオルは欠かせないというのも多く聞かれるところです。

ふだんはハンカチを持ち歩いているのですが、夏場に限ってはハンカチでは到底追いつかないのでタオルを常に持っているというわけです。

福祉用具レンタル会社の「汗」対策、そんな突飛なものはなく、みなさんふつうにやっていることが多かったかもしれません。
汗をかきやすい真夏の暑い季節ですが、清潔感を保ちつつ約2か月間を乗り切っていきたいですね。

みなさんの「汗」対策で面白いものがあれば、ぜひ教えてください!

ポイント2:体温を下げるのに不可欠な「汗」とどう付き合うか?

特に夏場は対策をしないといけない「汗」ですが、実は私たちの身体の機能として、なくてはならないものなのです。

というのも、なぜ汗をかくのかというと、汗をかくことによって体温を下げるためという面を忘れてはいけません。
汗をかいて身体から水分を出し、水分が蒸発することによる気化熱で体温を下げるメカニズムがあります。

もし汗をかかないとすると、上昇した体温を下げることができず、たちまち熱中症など体にダメージを及ぼすことになってしまうでしょう。
汗をかくというのは決して悪いことでも何でもなく、むしろ身体が正しく機能していると考えるべきことだと思います。

そうした体温調節機能をもつ「汗」ですが、上手に付き合うことが必要ですね。

汗が出る穴を汗腺というそうですが、汗をかきなれていると上手に汗をかくことができるそうです。
上手に汗をかくとは、サラサラの汗が出る、体温を下げるための汗がきちんと出るなどをいいます。

一方で、汗をかきなれていないと、必要な時に汗が出なかったり、ベトベトの汗が出たりということになるそうです。

きちんと適切に汗をかくには、適度な運動をするとか、水分をきちんと摂るとか、過度に温度を下げた部屋でずっと過ごさないとかに気を付けるとよいでしょう。

暑いときに汗はかくもの、いい汗をかいて、「汗」の季節を乗り切っていきましょう!

ポイント3:汗にまつわるニオイはどうすればいい?

汗をかくのは良いことと言いましたが、やっかいなのは汗にまつわるニオイですよね。
汗が出るのは良いことなのですが、どうしても「汗臭い」というイメージもセットになってしまいます。

夏場の「汗」と「ニオイ」とも上手に付き合っていきたいところですよね!

ニオイについて、自身の身体から発するニオイもあれば、服から発するニオイもあると思います。

まず身体から発するニオイについて。
よく言われることですが、体調と関連する部分が多分にあるそうです。

睡眠をしっかりと取る、脂っこいものばかりを食べず野菜を食べる、運動をして代謝を上げる、などなど。
また喫煙される方はタバコにも注意をした方がよいそうで、自分では気づかないうちに喫煙者特有のニオイを発してしまっていることもあるので注意しましょう。

汗にまつわるニオイというと、酸っぱいニオイ、鼻をつくようなニオイがしてしまうこともあると思います。
これって実は着ている服が汗に反応して酸っぱいニオイを発してしまっていることもあるそうです。

おかしいな、ちゃんとマメに洗濯しているんだけどな・・・

実は衣服の繊維の奥の方に染み込んだニオイは、ふつうの洗濯では落ちないこともよくあります。
そんなときは、ちょっとひと手間、ふつうに洗濯する前に漂白剤で少し漬け置きしてから洗濯機を回すと、奥の方のニオイの元になっている雑菌をやっつけることができるそうです。

ニオイというのは見えないだけに対策が難しいのですが、自身の清潔感に大きく関わる部分でもあると思います。
「汗」と「ニオイ」とも上手に付き合っていきたい季節ですね。

今回は真夏で暑さまっさかりなので、いつもとはちょっと違ったテーマを取り上げてみました。

暑くて汗をかく季節でも、さわやかな清潔感で、業績を上げていきたいものですね!

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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
リフォーム支援部
シニア経営コンサルタント
入江 貴司

【プロフィール】
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルと
シニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する
専門コンサルティングを進める。
商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制
づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

⇒ 入江 貴司 への経営相談は、コチラまで
E-Mail:takashi_irie@funaisoken.co.jp

この記事を書いたコンサルタント
入江 貴司
入江 貴司
入江 貴司

1976年大阪府生まれ。
大阪大学経済学部卒業後、大手工作機械メーカーに入社。
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルとシニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する専門コンサルティングを進める。商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

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