2020年創業から年商3億円までの成長の軌跡 介護施設・医療機関向け法人営業のポイントに迫る!前編

みなさまこんにちは。

今回は2020年の創業からわずか4年で年商3億円を超える成長という株式会社エクセレントケアサポート 代表取締役社長 大川寛正 氏にお話をお聞きしていきたいと思います。

それでは早速どうぞ。

株式会社エクセレントケアポートの生い立ち

私たちの会社は2020年、コロナ騒動の真っ只中に創業しました。

福祉用具レンタル事業所としてはまだまだ規模は小さく、利用者数は500名にも満たない小規模事業者です。

ただ、病院や施設とのお取り引き、いわゆる法人営業がグーンと伸びまして、前期の年商が3.2億円となっています。

福祉用具レンタルで年商3億円をやろうと思うと、利用者数は2,000名程度でしょうか、おそらく10年以上の時間が必要なところ、おかげさまで半分以下の期間でそれだけの年商に到達しているということになります。

とはいえ、ここまで順調に来たかというとそうではなく、いろいろな困難に見舞われながら、紆余曲折を経てなんとかここまでたどり着いたという感じです。

提案と現場のギャップ・・・エクセレントケアポートが直面した壁

まずは私たちがここまで苦労した話をはじめにさせていただきたいと思います。

苦労したことの一つ目は、私たちの提案が介護施設の現場になかなか浸透していかなかったことです。

私たちは介護ロボットやICT機器を活用した見守りシステムなどの導入提案を進めているのですが、まずハードルとなるのが現場の施設スタッフのITリテラシーの問題です。

リテラシーというとかなりオブラートに包んでいますが、もっと生々しく言うとアレルギーのような反応を示す方もいらっしゃいます。

介護ロボットというと、よく「入れたはいいが、しばらくすると倉庫に眠っている」と言われることもありますが、まさしくそのような状態になったこともあります。

施設の上層部からは「ぜんぜん使えないじゃないか!」とお叱りを受けたことも正直なところ何度かあります。

粘り強く職員さんに対応して、何とか活用してもらえるようにアプローチしたのですが、そのときの経験が生きていまでは運用マニュアルもかなり充実したものをご提供できるようになりました。

国の方針としては、ロボットやICTを活用して介護現場の生産性を上げるということがあるのですが、そうした国の方針とリアルな現場の間での歪みに苦しみながら奮闘してきたというところだと思います。

一難去ってまた一難・・・

ようやく法人営業が軌道に乗り、会社として業績面では成長しつつあったころ、頼りにしていたメンバーが退職するという事態にも見舞われました。

現場の切り盛りを任せていたこともあり、そのメンバーの離脱は非常に痛くて、

私自身が現場にどっぷりと入り込むことを余儀なくされました。

人材の離職はないに越したことはないのですが、企業の成長に組織がついていかず、急成長の歪みが出てしまったのかなと捉えています。

そのように決して順風満帆とは言えないのですが、なんとかかんとか立て直しながら、いまに至るという感じです。

次回は介護施設・医療機関向け法人営業の3つのポイントについて、大川社長にお話を聞いてまいりたいと思いますので、ぜひお楽しみに!

付録:2分で読める!法人営業で急成長企業の秘訣 紙上解説レポート

病院・施設向け法人営業をやっているなら、この話を聞かない手はありません!

このたび、業界でも唯一無二とも言うべき、法人営業のなかでも介護ロボットや見守りシステムに専門特化した営業モデルを構築し、業績を伸ばしている株式会社エクセレントケアサポート様にご登壇いただけることになりました。

今回のご講演をお聞きいただくことで、みなさまのビジネスが数段進化すると確信しています。

みなさまのご参加お待ちしております。

この記事を書いたコンサルタント
阪下 愛弥
阪下 愛弥
阪下 愛弥

2001年長野県生まれ。
大学時代はスポーツ科学を専攻する傍ら、有志の勉強会で経営学に触れる。大学時代に地方と都心の熱量の違いを痛感し、生まれ育った長野県をはじめとした地方の活性化に貢献すべく船井総合研究所に入社。
入社後は調査や業務効率化業務に従事。クライアントの業績アップはもちろん、社会にも貢献できる企業づくりに貢献できるよう尽力いたします。

page top