- 2026.01.16
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新規事業
福祉用具レンタル業 居宅立ち上げでケアマネ人材はこうやって確保する!
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居宅はねぇ~考えたことがあるんだけど「人で苦労するのはゴメン」だよね・・・
居宅介護支援事業と聞いて、真っ先に思い浮かぶのはケアマネ人材に困るのでは!?ということではないでしょうか。
実際にケアマネ営業をしていても、頻繁に事業所を移るケアマネの姿を見ていたり、
1人ケアマネ、2人ケアマネのように小規模でやっている事業所がいかに目に付くことか!
今回はそんなケアマネ人材の確保について考えてみたいと思います。
ポイント1:なぜケアマネ人材の確保に苦労するのか・・・?
一般的に居宅介護支援事業所はケアマネ人材に苦労するといわれます。
なぜケアマネ人材の採用や定着に苦労するのかというと、次のような点が挙げられると思います。
①条件、報酬に満足できない
ケアマネという仕事はやりたいとは思うものの、仕事量や内容と報酬が見合っていない。
そうした面があるのではないかと思います。
厚生労働省が運営している職業情報提供サイト「job tag」によるとケアマネジャーの平均年収は429万円
これを高いとみるか低いとみるかですが、介護・医療の周辺関連職種の平均年収と比較してみると、、、
看護師 519万円
理学療法士・作業療法士 444万円
福祉ソーシャルワーカー441万円
訪問介護員 381万円
福祉用具専門相談員 396万円
ヘルパーさんや専門相談員よりは高いが、PT/OTや看護師よりも平均年収は低いという位置づけです。
②業務負荷が重たくて疲弊している
ふだんお付き合いしているケアマネさんはみな忙しくされているのではないでしょうか。
福祉用具貸与事業所と同じく作成する書類が多く、また様々なサービス事業所⇔利用者・ご家族との調整で忙殺されています。
これだけ忙しくて負荷が重たいのに、それに見合った報酬が得られないという一面もあるかと思います。
③働き方に自由度がなく息苦しい、人間関係に疲れる
人間関係が原因で事業所を移るというお話、一度や二度は耳にしたことがあるかもしれません。
当たり前の話ですが、人が2人以上集まれば人間関係が生まれ、人間なので合う/合わないは当然生まれます。
それでも毎日出勤して顔を合わせないといけないとしたら・・・
苦手だなと思っている相手と顔を合わせてイヤミや小言を言われるとしたら・・・
一般的に、ごくふつうの居宅介護支援事業所はこうした点をクリアできておらず、
だから人が集まらない、人が定着しないということになっているのだと思います。
ポイント2:居宅介護事業ビギナーがいきなり5名でスタート!それってホントの話!?
株式会社フローラ様が昨年からはじめている居宅介護支援事業所エンリッチは、スタートからいきなりケアマネ5名の体制で開業しました。
居宅介護事業をはじめるのはまったくの初心者。
これまでは福祉用具レンタルの営業先として居宅や包括へはアプローチしていたものの、1年前はまさか居宅をやるなんて思ってもみませんでした。
先ほど5名でスタートと書きましたが、開業するにあたってどこか知り合いのケアマネを連れてきたとか、
どこかの居宅から引き抜いてきたということは一切ありません。
Indeed や ジョブメドレーなどの採用募集媒体でオープンに人材募集をしてケアマネを採用していきました。
みなさんもよ~くおわかりだと思いますが、よくある採用の「あるある」は、
限られた選考対象のなかから「なかなか来ないし、まぁいいか。。。」と、ある意味で妥協して採用してしまうこと。
その点、エンリッチでケアマネを採用したときは、おおよそ20名~25名の候補のうちから1名を採用していきました。
5名採用ということは100名以上の応募があったということになります。
それだけの母数から採用しているので、厳選に厳選を重ねて、事業所の目指す方向に合う人材か、
将来もずっと一緒に働いていく仲間になってくれそうかどうか、
そうした人材を厳選して集めて事業所のスタートを切ったということになります。
それだけのケアマネ人材採用に成功しているコツってどんなところにあるのか?
とっても気になりますよね!?
ポイント3:なぜ居宅介護支援事業所 エンリッチはケアマネ人材を集めることができたのか!?
ではなぜ、居宅介護支援事業所 エンリッチはそれだけのケアマネ人材を集めることができたのでしょうか。
ここで、ポイント1で見たケアマネ人材の確保に苦労する3つの点と照らし合わせて考えたいと思います。
①条件、報酬に満足できない
ケアマネの採用に取り組んでみて気づいたことは、
意外とケアマネさんのお給料って安い!?
ということでした。
その点、エンリッチでは基本給の設定からしっかりと水準以上の金額を定めるとともに、
一定のライン以上に成績を上げた分についてはインセンティブ制度を設けてがんばりに応えられるようにしています。
働くケアマネからするとがんばればがんばるほど、報酬として返ってくるという給与体系を設定しています。
当然、成果をきちんと挙げてもらうことが前提ですが、1人あたり45名以上(要支援は3名で1名換算)を担当するのが基準となっています。
②業務負荷が重たくて疲弊している
ケアマネ1人あたり45名以上担当となると、ふつうにやっていると膨大な書類や利用者・ご家族、サービス事業所との調整で
忙しすぎて首が回らないということになるでしょう。
エンリッチでは、ケアマネ業務にAI活用やICT活用を思いっきり進めて、ケアマネの業務負荷をかなり軽くしています。
例えば書類作成においてはAIアプリを活用して自動化、効率化することで、
従来1時間~2時間もかかっていた書類作成がものの10分あれば完成できるようになっています。
また事務員さんに受電対応や連絡やり取りを任せていることで調整にかかる時間も大幅に圧縮しています。
③働き方に自由度がなく息苦しい、人間関係に疲れる
エンリッチではできる限り自由な働き方ができる環境をつくっています。
リモート勤務OK、出社の義務なし、直行直帰スタイルの事業所にしています。
ご家庭の事情などでいろいろな用事もありつつ、できれば自由度をもって働きたいケアマネさんにとって
とても働きやすい魅力的な環境といえるでしょう。
従来の、ごくふつうの居宅介護支援事業所だとなかなかケアマネ人材が確保できない一方で、
新しい働き方、新しい業務の回し方、新しい報酬体系で、夢を見せるからこそ人材が集まってくるのだと思います。
実際に、リアルにどんな採用募集をしたのか、ケアマネさんはどんな働き方をしているのか。
株式会社フローラの鬼束社長にお話しいただくチャンスをお見逃しなく!

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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
公共・インフラ支援部
シニア経営コンサルタント
入江 貴司
【プロフィール】
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルと
シニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する
専門コンサルティングを進める。
商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制
づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。
⇒ 入江 貴司 への経営相談は、コチラまで
E-Mail:takashi_irie@funaisoken.co.jp