福祉用具レンタル業 数値目標を達成する拠点リーダーに求められること

目標を達成した途端、やり切って燃え尽きみたいになってしまって…

ある会社の拠点リーダーさんがそんな悩みを口にしてくれました。
実はこれ、この会社のこの拠点だけのことでもなく、けっこう「あるある」な現象です。

メンバーと一丸で何かを目指して心を燃やしてきたからこそ起きるこんなこと。
どうやって乗り越えればいいのか、みなさんと考えてみたいと思います。

ポイント1:目標を達成したのはいいけれど・・・

例えば「レンタル売上1,500万円を目指そう!」とか。

なにかしら営業拠点で目指す目標を掲げているとします。

そこに向かって少しずつ近づいていっているときは、苦しくもあり楽しいものでもあります。
自分たちにとって高い目標ではあるが、がんばれば届くかもしれない。

困難を乗り越えて、徐々に目標に近づいて「あとちょっと!」というときなどは、
みなさんのアドレナリンは最高潮に放出されていることでしょう。

そしてついに迎えた目標ライン突破の日。

「ついにやった!」「自分たちはやり切った!」

それまでの苦労が報われ、得も言われぬ達成感に満ちあふれることでしょう。

まことにおめでとうございます。

それから1か月、2か月がたち、
「さあ、またみんなでがんばっていこう・・・!」

あれ?おかしいな?
なんか前みたいにやる気がでないぞ!?

そもそも自分たちってなんのために、何を目指してがんばってきたんだっけ?

そんな「燃え尽き」ともいえる状態、実は珍しいことではありません。
目標意識が高い集団であるほど、実はエアポケットのようにふと気づくと陥ってしまう現象でもあるのです。

ポイント2:メンバーの心に火をつけるにはどうすれば!?

ではそのような「燃え尽き」のような状態になってしまったとき。
拠点リーダーが、ふたたびメンバーの心に火をつけるためにはどうすればよいのでしょうか。

またさらに高い目標を掲げてみんなでそれを目指す?

他の拠点を例に挙げて「まだまだ上には上がいるよ!」と鼓舞する?

はたまたみんなの心に火が付くのをじっと我慢して待つ?

おそらく、さらに高い目標を掲げたり、他の拠点との比較で「もっとがんばろう!」というのも、
一時的なカンフル剤としては効果があると思います。

ただ、毎回毎回それを続けていくとどうなるでしょうか。
やってもやっても終わりがなく、やればやるほど高いハードルを課せられるだけ。
それならいっそ、最初から何も目指さなかった方がよかったんじゃないか?
というように次第に徒労感を感じ、本当に「燃え尽き」になってしまうこともゼロではないと思います。

こういうときに拠点リーダーさんがやらないといけないことは、
目標達成ができる流れができてきたタイミングで「自分たちのビジョン」を打ち立てることだと思います。

ポイント3:拠点のビジョンを考えよう!

ビジョンというのは、数字的な目標とかを超えて「自分たちがなりたい姿」「世の中でどういう存在になるか」を決めることです。

例えば、

〇〇地域でシェアNo.1の事業所になる。お客様の住環境の質を高める提案をし続けて、〇〇地域全体のQOL向上の中心的役割を果たす存在になる!

といった感じでしょうか。

数値的目標は目指すもの、到達地点のようなものです。
一方でビジョンとは、追い求めるもの、終わりのないもの。
「お客様の住環境の質を高める提案をし続ける」って終わりがないですよね。

数値的目標を設定して、みんなで同じ目標に向かって進んでいくっていうのは、すばらしいことなんですけど、そればっかりだとだんだんしんどくなってしまうんですね。

例えば、プロ野球の世界ではこういうことがあるそうです。

バッターとしてかなり活躍していて3割3分くらいヒットを打っていた。
首位打者も獲れるんじゃないか?くらいなところ、
終盤に入って急激にブレーキがかかってヒットが打てなくなってしまう。みたいな。

これって、ついつい数字を計算してしまうのだそうです。
この打席でヒット打ったら3割何分になる、凡退したら3割何分に下がるとか。

それまでは「ヒットを打つのが楽しい」「試合に勝ちたい、勝利に貢献したい」って思って打ってたのが、
急に打算的になると打てなくなるそうです。

会社には成果を上げるために数値目標は絶対に必要。
ただ、そればっかりだと目標疲れ、燃え尽き、しんどくなってしまうこともあります。

数字を超えて自分たちが目指すもの、成し遂げること、すなわちビジョンを設定し掲げていくこと。
拠点リーダーさんには、そのようなこともぜひ考えていただきたいと思います。

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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
公共・インフラ支援部
シニア経営コンサルタント
入江 貴司

【プロフィール】
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルと
シニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する
専門コンサルティングを進める。
商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制
づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

⇒ 入江 貴司 への経営相談は、コチラまで
E-Mail:takashi_irie@funaisoken.co.jp

この記事を書いたコンサルタント
入江 貴司
入江 貴司
入江 貴司

1976年大阪府生まれ。
大阪大学経済学部卒業後、大手工作機械メーカーに入社。
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルとシニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する専門コンサルティングを進める。商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

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