- 2026.02.24
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生産性向上
福祉用具レンタル業 業務にどのくらいAI活用してますか?
みなさまの会社では業務にどのくらいAI活用を取り入れていますでしょうか?
AIという言葉を聞かない日がないくらい世の中に浸透している現在。
その活用の巧拙によって業務効率化、はたまた営業成果に差が出てくると言っても過言ではないかもしれません。
今回のコラムでは福祉用具レンタル会社のAI活用について考えてみたいと思います。
ポイント1:営業業務でのAI活用
業務にどのくらいAIを取り入れているか?
もしかすると「AIはよくわからなくって、あまり使えていないんだよね・・・」という方もいらっしゃるかもしれません。
かくいう私もAIはそれほど使っていないどころか、何でもかんでもAIに頼る風潮に疑問を感じている一人です。
周囲でも「AIを使えばコラム記事があっという間に作成できたよ!」とか言ってるのを聞くと、
「そんなAIで書いた記事なんて面白くなくって誰が読むかー!」
と心の中で思っています。
この記事も、毎回ずっと自分で頭と手を動かして書いていますので、ぜひみなさまこれからもご愛顧ください。
それはさておき、営業業務でのAI活用について。
まず思い当たるのは、書類作成でのAI活用でしょう。
選定提案書の選定理由や、住宅改修の理由書作成など、文章を考えないといけない場面で生成AIを活用すること。
あるいは録音+文字起こし+AIというのはかなり相性が良さそうです。
担当者会議の会話をスマホで録音しておいて、その音声データを文字起こしするとともにAIで要約する。
その要約した内容をすぐにケアマネさんに送ってあげると、とっても感謝されるといいます。
モニタリングに行った際に会話内容を録音しておいて、同様にAIで要約すればモニタリング報告書がスムーズに作成できますね。
AIを活用してロープレを行っているという事例もあります。
スマホでAIを起動して、想定する相手(ケアマネなど)を入力して話しかけます。
AIがケアマネさんになりきって応答してくれるので、営業ロープレの壁打ち相手にピッタリです。
ロープレをしてもらう先輩や上長がなかなか時間が取れないとか、
リアルな人が相手だと緊張してしまうとか、
そんなケースにAI営業ロープレはけっこう使えるみたいですよ。
みなさんは営業業務にどんなAI活用をしていますか?
ポイント2:事務業務でのAI活用
次は事務業務でのAI活用です。
営業業務でもご紹介した書類作成へのAI活用はもっともポピュラーな使い方だと思います。
あとは以前にもコラムでご紹介したAI書類管理システムの活用。
紙の書類をデータ化した後で、格納するフォルダの作成、文書のリネーム、フォルダへの仕分けをAIが勝手にやってくれます。
もしかすると経営者や経営幹部層から、「ここ1年の商品の傾向をまとめて」というリクエストがあるかもしれません。
請求システムからデータをエクスポートしてAIに読み込ませれば、しっかり傾向分析をして要約までしてくれるでしょう。
利用者さんやケアマネさんからの問い合わせで「これと同じものが欲しい」と写真を送ってこられることもあるかもしれません。
事務スタッフさんだと写真を見ても何が何だかわからず、営業さんにパスしていたところ、
Googleレンズの機能を使えば写真を読み取ってAIが解析して商品名から関連するサイトも提示してくれます。
事務業務でのAI活用について、いくつかの事例を挙げましたが、ここはまだまだ研究の余地ありです。
どんどんAI活用して、どんどん事務業務の生産性を上げていきましょう!
ポイント3:会社としてのAI活用
会社として、事業所としてのAI活用についても考えてみましょう。
会社、あるいは事業所として悩むところは、介護保険のルール上どうなっているのか?
という点ではないでしょうか。
厚生労働省からの通達文書はいくつもあるのはわかるが、該当する文書を探し切らない。
断片的に見つけたとしても、文書の内容が難解でどう解釈したらいいのかわからない。
なんとなく拾い読みをしたとしてそれらしい解釈をしたとして、それが正しいのかどうかわからない。
そんなことって、ありますよね!?
例えばAIに問いかけてみてください。
「福祉用具貸与のモニタリングの頻度はどのくらいが適切か教えてほしい」
それなりに答えを返してくれると思いますが、まるまる信用するわけにはいきません。
AIはときどき「ウソ」をつくからです。
正しくはAIが「ウソ」をつくというよりも、不確かな情報を拾ってきてそれをソースに答えを返すので「ウソ」のように見えるというだけですが。
ではどうするかというと、
「ありがとうございます。その情報のソースを教えてください。」
と問いかけてみてください。
すると厚生労働省の該当ページやPDFの文書などをいくつかピックアップしてくれるでしょう。
そこでPDFの文書をどこかに一時保存しておいて、それをAIに読み込ませた上であらためて、
「福祉用具貸与のモニタリングの頻度はどのくらいが適切か教えてほしい」
と問いかけてみると、かなり確からしい答えを返してくれると思います。
労働法規に関するルールなども同様です。
難解な法令文書などは、
AIに聞く
↓
元になっているソースを聞く
↓
ソースの文書を読み込ませる
↓
要約してもらう
という手順を踏むと、理解できる程度にわかりやすく、またソースも確かなものを見極められると思います。
「これって介護保険上、どうなんだろう?」
と思った時には、そんな風にAIに聞いてみるといいかもしれません。
今回のコラムでは、福祉用具レンタル会社のAI活用というテーマを取り上げてみました。
試し試しでもAIを業務に取り入れていって、効率アップを図っていきましょう!
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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
公共・インフラ支援部
シニア経営コンサルタント
入江 貴司
【プロフィール】
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルと
シニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する
専門コンサルティングを進める。
商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制
づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。
⇒ 入江 貴司 への経営相談は、コチラまで
E-Mail:takashi_irie@funaisoken.co.jp