「地方の覇者を目指す社長から学ぶ福祉用具貸与事業×デジタル活用」Vol.2

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【毎月11日配信】

船井総研発!福祉用具&リフォーム業績アップメルマガ Vol.35

■テーマ
「地方の覇者を目指す社長から学ぶ福祉用具貸与事業×デジタル活用」Vol.2
執筆者 船井総合研究所 森悠馬

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新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに
心よりお見舞い申し上げますとともに、 1日も早い収束を心よりお祈り
申し上げます。
また、随時、新型コロナウィルス対策関連セミナーを実施させて頂いて
おります。
皆様の会社経営、新型コロナウイルス感染対策の一助となれば幸いです。
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◎みなさまこんにちは。
船井総合研究所の森悠馬です。いつも「福祉用具&リフォーム
業績アップメルマガ」をお読みいただきありがとうございます。

※このメルマガはこれまで、私共、船井総研のコンサルタントと
ご縁があった皆様に、メルマガで情報発信を行っております。
皆様のお役に立てば幸いです。

≪要点をまとめると…≫

【ポイント1】kintoneを活用しDX化していく手順

【ポイント2】手順①DX担当者の選出

【ポイント3】手順②現状の業務フローの整理と課題の洗い出し

≪以下 詳細内容≫
今月は「地方の覇者を目指す社長が実践する福祉用具貸与事業
×DX化」
というテーマのもと、3回シリーズでこのコラムをお送りして
おります。
本日は2回目となります。みなさまぜひお読みいただければ
幸いです。

◆ポイント1:kintoneを活用しDX化していく手順
現状の業務の効率化を用いて変革を進め、他社との優位性を
図りたいとお考えの会社様は多いと思います。

福祉用具貸与事業所のDX化にはkintoneを活用して自社に適した
アプリを作成するべきということはわかったが、
実際に何から手をつければいいのかわからないという方が
かなりいらっしゃいます。

実際に福祉用具貸与事業所様と打ち合わせしていく中で
必要になってくる手順が明確になってきましたのでそちらを
お伝えさせていただきます。

kintoneを活用しDX化していくには以下の手順が必要に
なってきます。

手順①:DX化担当者の選出

手順②:現状の業務フローの整理と課題の洗い出し

手順③:DXジャーニーマップの作成

手順④:優先順位を決めてアプリ作成

手順⑤:kintoneの運用と修正

それぞれの手順についてご説明させていただきます。

◆ポイント2:手順①DX担当者の選出
まずDX化を中心に進めていただく方を選出していただきます。

どういった方を選出すれば良いかについてですが、
現場の業務を理解している比較的ITリテラシーの高い
若手の方が理想です。
kintoneの操作自体はドラッグ&ドロップでアプリが作成でき
容易ですが、

経営陣や管理者の考えを優先して導入を進めてしまうと、
業務アプリの仕様に現場が合わることになり
結果としてDX化の成果が現れないことが考えられます。

また経営者や管理者の考えで作成したシステムに対しては
実際に利用していくスタッフは意見しづらく、
運営していく中で行うべきシステムの改善がうまくいかない
ということも懸念されます。

◆ポイント3:現状の業務フローの整理と課題の洗い出し
まず現状の業務フローの整理ですが、
福祉用具貸与事業所の業務として
福祉用具のレンタル、購入、住宅改修の3つについて
全体のフローを把握する必要があります。

例えば福祉用具のレンタルであれば、
相談発生→現地訪問→検討→契約→受注→受注連絡→後処理
というのが一般的な大まかなフローになるかと思います。

このフローをさらに細分化し誰がどんなツールを用いて
担当しているか、
というところまで明確に把握する必要があります。

次に不便に感じている点や課題を洗い出します。

例えば、
・書類作成や既存のご利用者さんの対応が忙しく、
新規の案件獲得のための訪問回数が確保できていない
・営業スタッフが会社と現地を行き来しすぎている
・外出先で簡単にご利用者さんの情報を確認できない
・Excelの表が縦横に長くなり見ずらい
・Excelのフォルダ自体が重くなり扱いずらい
・残業時間が多くなっている

といったような点がよく挙げられます。

現状の業務フローと課題が把握できると、
次の手順としてDXジャーニーマップの作成をしていきます。
続きの手順は次回の配信で取り上げさせていただきます。

さて、前回より3回にわたって連載形式でお送りしております
「地方の覇者を目指す社長が実践する福祉用具貸与事業×DX化」
ですが、いかがだったでしょうか。
次回も引き続きkintoneを用いたDX化について
お伝えさせていただきます。

また今回取り上げさせていただいた株式会社ナガヨシ・長吉社長
のご講演を生でお聞きいただく機会としまして2021年1月に特別
セミナーを企画させていただきました。

多くの事業所様が"人"の悩みを抱える中、時短社員の登用という
驚くべき方法でそれを解決し、結果として利用者数を10倍の2000名
にまで伸ばしている急成長企業です。
さらに、いまだに紙ベースの書類の山、やり取りはFAXという事業所
も多いなか、積極的にデジタル投資を行い、全社員PC/タブレット
でリアルタイム情報共有をしているという非常にユニークかつ
先進的な取り組みをしている企業です。

今後の福祉用具貸与業界の先進事例とも言うべき株式会社ナガヨシ
の長吉社長に直接お話をお聞きできるまたとない機会だと思います。
みなさまぜひセミナーをチェックしてみてください。

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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
リフォーム支援部
森 悠馬

【プロフィール】
新卒で入社後、一貫して福祉用具レンタルとシニアリフォームを
掛け合わせた「セット提案モデル」を掲げ業界に対する専門
コンサルティングを進める。
商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・
営業支援、組織体制づくりなど業界企業のビジネスモデル化
を強力に推進する。

⇒ 森 悠馬 への経営相談は、コチラまで
E-Mail:y-mori_aa@funaisoken.co.jp

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