「福祉用具貸与事業×デジタル化 よくある課題」

◎みなさまこんにちは。

船井総合研究所の森悠馬です。

いつも「福祉用具&リフォーム業績アップメルマガ」をお読みいただきありがとうございます。

※このメルマガはこれまで、私共、船井総研のコンサルタントとご縁があった皆様に、メルマガで情報発信を行っております。

皆様のお役に立てば幸いです。

≪要点をまとめると…≫

【ポイント1】社員間のコミュニケーションにおける課題

【ポイント2】案件管理における課題

【ポイント3】営業管理における課題

≪以下 詳細内容≫

福祉用具貸与事業がデジタル化を進めていく上で、

まずは業務の課題を洗い出すことが重要だと以前のメルマガでもお伝えさせていただきました。

今月は私が様々な会社様とお付き合いさせていただき業務の中で

よく挙げられている課題をお伝えさせていただき、

それを前提に皆様にも業務の課題の洗い出しを行っていただくと潜在的な課題にも気づくきっかけとなると思います。

◆ポイント1:社員間のコミュニケーションにおける課題

社員間のコミュニケーション、特に営業スタッフと事務員間のコミュニケーションに課題を感じている会社様が多いかと思います。

口頭や電話でやり取りしていることで情報の抜け漏れが発生し、業務に支障が出たりということも考えられます。

社内のトラブルで収まれば良いのですが、

ケアマネージャーさんや利用者さんを巻き込んでしまうと案件をいただけなくなってしまったりといった大きな問題も考えられます。

情報として見える形で伝える、残すことが必要です。

またコミュニケーションという観点で、

特に多店舗経営されている方だと会議を行うためにわざわざ車で移動していたりというのも大幅な時間のロスになっています。

デジタル化を進めることで今まで当たり前であった課題が解消でき、何倍も効率化を追求できます。

◆ポイント2:案件管理における課題

一般的な福祉用具貸与事業が提供するサービスとして、

福祉用具レンタルや福祉用具の販売、住宅改修が挙げられますが

それぞれ業務の進捗状況の管理は行っていますでしょうか?

それぞれの業務の進捗状況を把握しているのは担当者個人だけというケースも多いかと思います。

それ故に業務に抜けもれや遅れが発生しクレームにつながったということもお聞きすることがあります。

特に住宅改修は相談発生から完工まで長いと2ヵ月程の期間を要する場合もありますので、しっかり進捗管理を行っていく必要があります。

また進捗管理はしっかりやってますという会社様の中でも

Excelで管理を行っていらっしゃる会社様が多いかと思います。

共有サーバーに入れたExcelで管理しているため他のスタッフが開いていると記入できず時間をロスすることになります。

またそのExcelをレンタルや販売、住宅改修それぞれで設ける必要があるため完全に一元化管理できておらず非効率なケースも多いです。

◆ポイント3:営業管理における課題

福祉用具貸与事業のビジネス公式である

新規獲得数=訪問数×相談発生率×成約率

でも示される通り、

ケアマネ―ジャーへの訪問回数を一定数確保することが重要です。

お付き合い先の会社様でも、

訪問回数を徹底することで新規獲得数が安定したり、

実際に営業スタッフの訪問回数と新規獲得数のデータを揃えてみると、

きれいに相関関係がみられたと仰っていました。

では訪問回数を確保するにはどうすればよいか?

重要だと分かっているがなかなか確保できていない会社様が多いです。

そこで重要なのが訪問回数を徹底的に管理することです。

訪問数は1日単位で変わっていくものですので、

月に1回や2週間に1回の頻度での管理では足りないと考えており、

最低でも週に1度は確認する時を設けていただきたいと思います。

訪問回数を効率よく管理するにはデジタル化が必要になります。

BIツールを導入し一元管理できることがゴールかと思います。

いかがでしたでしょうか。

現在福祉用具貸与事業でデジタル化を進められている会社様、進めようとしている会社様のデジタル化推進の一助になりますと幸いです。

またツールの導入費用にハードルを感じている方は、厚生労働省が支援するICT導入補助金等の補助金の活用もご検討いただくと良いかと思います。

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  ■ 執筆者紹介

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株式会社 船井総合研究所

リフォーム支援部

森 悠馬

【プロフィール】

シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルと

シニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する

専門コンサルティングを進める。

商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制

づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

⇒ 森 悠馬 への経営相談は、コチラまで

E-Mail:y-mori_aa@funaisoken.co.jp

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