ニューノーマル時代の出口戦略


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【毎月11日配信】

船井総研発!福祉用具&リフォーム業績アップメルマガ vol.35

■テーマ
「ニューノーマル時代の出口戦略」

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◎皆さま、こんにちは! 船井総合研究所です。

いつも「福祉用具&リフォーム業績アップメルマガ」をお読みいた
だきありがとうございます。


※このメルマガはこれまで、私ども、船井総研のコンサルタントと
ご縁があった皆様に、メルマガで情報発信を行っております。
皆様のお役に立てば幸いです。



今号は、
「ニューノーマル時代の出口戦略」と題してお伝えいたします。


≪要点をまとめると…≫

【ポイント1】感染症に左右される状況はしばらく続く

【ポイント2】過度に敏感にならない

【ポイント3】ニューノーマル時代の出口戦略


≪以下 詳細内容≫


◆ポイント1:感染症に左右される状況はしばらく続く

都市部においては「まん延防止等重点措置」が取られることになり、
自粛要請が行われます。

皆さんご存知の通り、緊急事態宣言は全国的な増加傾向がある時に
都道府県単位で、一方のまん延防止等重点措置は市町村単位で出す
ことができ、細かく区切ることができます。

制限を強めて減らしては解除し、解除して緩めば増加して、の繰り
返しをしては徐々に共存していく流れなのでしょう。

「いつまで続く?」と問われれば「しばらく続く」という答えです。
もっと言うならば「ワクチンが行き渡るまで」ということです。

現時点で、日本はファイザー社のワクチンのみ承認しています。
このファイザー社のワクチンは、ベルギーで生産され全世界へ輸出
されています。

日本は6000万人分のワクチンを契約しています。
ところが、輸出に関しては輸送する飛行機1便毎の許認可が要ると
聞いています。

これでは、全然進まないですね…。

友人の大学病院の医者でようやく2回目の接種を終えているくらい
です。

さらに一般人へは市町村単位なので、給付金の時と同じように市町
村によって進捗にハッキリと差が出ます。


ニュースによると先週までは1日5万回の接種でした。
日本人のワクチン接種を1億人(=2億回)がするとすれば、この
ペースでいくと概算で…16年はかかります。

今週は1日10万回ペースに上がった日もありますが、それでも8
年。まだまだ時間がかかりますね。

世界中で、ワクチン接種が終わった地域から経済が再開します。
アメリカではワクチン接種が終わった人は移動制限が解かれ始めて
います。
当然、世界中でワクチンの奪い合いが起こります。

日本でも他社のワクチンが承認されて供給が増えるか、ベルギーか
らワクチンが円滑に届くか、です。


いずれにせよ、当面は今の感染症感染者数の増減に左右される状況
が続きます。

一喜一憂しても仕方ありません。
冷静に状況を把握しながら次の準備を進めていきましょう。



◆ポイント2:過度に敏感にならない

最近、地方の営業スタッフから「県外の人と会ったら2週間訪問し
ないでくれ」とケアマネに言われている、打合せに来ないでくれ、
と言われるケースが何回かありました。

都市部ではなく、特に過疎化の進んでいる郡部での話だったのです
が、最近、県庁所在地レベルでも聞くようになりました。

また、以前から「施設系の居宅には営業に行けない」という話もよ
く伺います。
中には、すべてが終わったかのような悲壮な表情をしている営業ス
タッフもいます。

そこで、研究会の会員さんに「どれくらい影響があるか」というア
ンケートをとったところ、「訪問できなくなった居宅・包括は全体
の10%以下」という結果でした。

中には「訪問できなくなった居宅・包括は全体の40%以下」とい
う事業所さんも1か所ありましたが、それは異常値かと思います。

訪問できなくなったのは、あくまで全体の10%以下です。
その10%にまったく訪問できなかったところで、単純計算で90
%以上の数字を維持しておかなければなりません。

大概にして営業スタッフが過度に敏感に(心理的に負担に)なって
いる面がありますし、厳しいことを言うと「できない理由」でしか
ありません。

しかも電話でもオンラインでも連絡は取れますので、まったくコン
タクトが取れないわけでは無いので、しっかりとアプローチしても
らえればと思います。



◆ポイント3:ニューノーマル時代の出口戦略

先行きが不安な時代は、次に何を仕掛けていけば良いのかに悩むこ
とが多いと思います。

一方で福祉用具業界は安定しており、飲食業や宿泊業のように壊滅
的な打撃を受けることもありませんでした。
やはり安定した基盤を持つ福祉用具貸与の強みと言って間違いあり
ません。

時代が変革していくこの時期に、安定基盤のある皆さまだからこそ、
しっかりと出口戦略を見据えて、事業を再構築していっていただき
たい、そう考えます。


例えば、コロナ禍においてでも1店舗で純増158名を達成し、昨
年対比120%増を達成された函館のひより屋の角田社長

住宅改修が強みに創業社長として拡大されていった中で、現状のま
までは厳しいと行き詰まりを感じておられた中で、ご自身が現場を
離れて経営者として脱皮を図られ、家業から企業へ成長されていき
ました。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/071512

どのように脱皮・変化されていったのかをセミナーの中でお伝えし
ていきますので、「現状を変えたい!」という経営者の方は、ぜひ
ご参加下さい。

Webセミナーですのでご都合付きやすいかと思います。
ぜひご参加ください。



さらに6月6日~12日に、第94回経営戦略セミナー「ネクスト
ノーマルへの羅針盤」
を船井総研全社を挙げて開催いたします。

「変化が求められたその先、ネクストノーマルに向けて経営者は何
をするべきか?」をテーマに、現役経営者70名が7日間で118
講座をお届けいたします。

https://conference.funaisoken.co.jp/

あらゆる分野の経営者の方が、ネクストノーマルへ向けての話をさ
れます。
直接関係する分野もあれば、異なる分野もあるでしょう。

しかし、一流の経営者の話の中には、必ず気付きがあることは間違
いないです。

得られるモノが多い一週間となりますので、こちらもぜひご参加下
さい。



これからはワクチンの動向を見据えつつ、出口がいつかになるかを
見極めながら、その時にエンジン全開で走れるよう、しっかりと準
備をしていただければ、と思います。



以上、今回は「緊急事態宣言下のケアマネ営業」をテーマにお届け
いたしました。

最後までお読みいただきありがとうございます。



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