- 2026.03.04
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営業手法
福祉用具とセットで提案する住宅改修の受注を増やすには?
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住宅改修の受注を増やす鍵は、単なる「工事の請負」ではなく、福祉用具と組み合わせた「生活動線のトータル解決」という視点を持つことです。ケアマネジャーに対し、工事と用具をセットにした具体的な生活改善プランを提示できる「提案スキル」を磨くことで、競合との差別化を図り、紹介数と単価の双方を向上させます。
1. 「単品販売」から「セット提案」へのマインドセット転換
住宅改修の受注に苦戦する事業所の多くは、ケアマネジャーから「手すり1本付けて」と言われてから動く「受身の工事屋」になっています。劇的に受注を増やすには、福祉用具の選定と住宅改修を切り離さず、「利用者の暮らしをどう変えるか」という解決策(ソリューション)をセットで提案するスキルが求められます。
点ではなく「線」で捉える: 玄関の段差だけを見るのではなく、「ベッドから立ち上がり、靴を履いて、外出するまで」の一連の動線を分析します。
相乗効果の提示: 「住宅改修で環境を整えることで、福祉用具(歩行器など)がより安全に使えるようになる」といった、セット導入によるメリットを論理的に説明します。
2. ケアマネジャーの信頼を勝ち取る「視覚化」スキル
住宅改修は、利用者やケアマネジャーにとって完成形がイメージしにくい商品です。そのため、提案時には「言葉」だけでなく「視覚情報」を駆使するスキルが不可欠です。
Before/After事例の活用: 過去の施工事例を写真付きでファイリングし、即座に提示できるようにします。「この段差にはこの手すりが最適です」と実例を見せることで、成約率は格段に上がります。
簡易図面と理由の明文化: ケアマネジャーが理由を家族や行政に説明しやすいよう、専門職としての「選定理由」を記した提案書を作成します。これにより、ケアマネジャーの事務負担が軽減され、「この人に頼めば安心」という信頼に繋がります。
3. モニタリングを「ニーズ発掘」の機会に変える
住宅改修のチャンスは新規相談時だけではありません。福祉用具の定期モニタリングこそ、潜在的な改修ニーズを拾い上げる絶好の機会です。
生活変化のキャッチ: 「最近、お風呂の出入りが少し大変になった」といった利用者の小さな変化を見逃さず、その場で「ここに手すりがあれば楽になりますよ」と、将来的なリスク回避を含めた提案を行います。
「ついで」提案の仕組み化: レンタル品の見直しに合わせて、滑り止めマットの設置や段差解消スロープの固定など、小規模な改修から提案を繋げていくことで、受注のハードルを下げます。
4. 船井総研の提言:住宅改修を「自立支援」の武器にする
船井総研が提唱する成功モデルの根幹は、住宅改修を単なるリフォーム工事として捉えるのではなく、「利用者の自立期間を延ばすためのインフラ整備」と定義することにあります。
専門性の確立: 住宅改修に強い相談員を育成し、「住宅改修といえば〇〇社」という地域一番のポジションを築く。
LTV(顧客生涯価値)の最大化: 住宅環境を整えることで在宅生活が長期化すれば、結果として福祉用具のレンタル期間も延び、事業所全体の収益性は最大化されます。
これらのスキルを組織的に標準化することで、単価アップと紹介数増加の両輪を回すことが可能になります。