- 2021.09.14
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生産性向上
福祉用具レンタル業×DX BIを導入したリアルタイム経営
◎みなさまこんにちは。
船井総合研究所の森悠馬です。
いつも「福祉用具&リフォーム業績アップメルマガ」
をお読みいただきありがとうございます。
皆様のお役に立てば幸いです。
今号は「福祉用具貸与事業×DX
BIツールを活用したリアルタイム経営」
と題してお伝えいたします。
≪要点をまとめると…≫
【ポイント1】よくある課題とBIツール活用の意義
【ポイント2】BIツール導入のメリット
【ポイント3】おすすめのBIツールと活用事例
≪以下 詳細内容≫
まずBIとはそもそも何か?
初めて聞くという方もいらっしゃると思いますので
一言で説明しますと、
BI:Business Intelligenceの略で、
会社様が持つ様々なデータを分析・見える化し経営判断や業務に
活用していきましょう!といったものです。
何かの意思決定をされる際に数字で判断される、
数字で裏付けするといった考え方を皆様もされているかと思いますが、
そこで活躍するのがこのBIツールになります。
◆ポイント1:よくある課題とBI活用の意義
貸与事業所が抱く課題として、3つ挙げられると思っています。
①経営状況をリアルタイムに把握できない
経営数字をリアルタイムで確認できず、
すぐに手を打てないといった会社様が多いかと思います。
②報告書作りに時間がかかる
こちらはかなり規模感が大きい会社様になりますが、
打合せ資料や報告書作りに時間を使ってしまい肝心の考察や
行動計画などに中身がないといった会社様が多く見られます。
③個人の成果を簡単に把握できない
会社全体の数字はわかるが営業スタッフ個々人の
数値成果を簡単に把握できない、
こちらも多くの会社様が該当しているかと思います。
いかがでしょうか?
皆様もいずれかあてはまることがあるかと思います。
BIを導入することによりこれらの課題が解消しますし、
私がBI導入の一番の意義だと感じるのが、
「主体性に勝る生産性UPはない」ということです。
特に営業スタッフの行動や成果を分かりやすく
可視化してあげることでそれぞれが自分の頭で考え、
分析し主体的に走り出し自己成長を図るようになります。
また、現状値と目標がより明確になることで
改善の結果の実感ややりがいも覚えるようになり、
経営者の方・マネージャーの方は、
「走る気はあるが上手く走れない人」
のサポートに全力で取り組むことができます。
◆ポイント2:BIツールの導入のメリット
BIツール導入のメリットについて、
詳しく説明させていただきますと、
3つに分かれると思います。
①経営陣にとってのメリット
より迅速で精度の高い経営の意思決定ができるということです。
各拠点・個々人の現状やKPI把握が容易になります。
他にも、問題や課題を早期に発見できたり、
経験や勘だけでなく、データや事実に基づいて
戦略を練ることができます。
②マネージャーにとってのメリット
施策立案やマネジメントのレベルを上げることができます。
KPIがフォーマット化されているので
若手のマネージャーも育ちやすいです。
また、いままで資料作りに充てていた時間を
分析や対策検討に使えたり、
部下同士をデータで見比べ数値に基づいた指摘ができます。
③営業にとってのメリット
闘争心や起立性が自然と湧き主体的に動くようになります。
ランキング形式にすると、他のスタッフや先輩と比べて
自分がどの位置にいるのかが分かります。
また、残業時間やミスなども数値で表してあげると
抑止が自然にできるようになります。
◆ポイント3:おすすめのBIツールと活用事例
導入しやすいBIツールとしてご紹介させていただきたいのが、
GoogleのDataPortalです。
Googleスプレッドシート上に集計したデータであれば
何でもグラフ化できる非常に便利なBIツールで
かつ無料で利用できます。
こちらがDataPortalで作成したBIのイメージになるのですが、
行動量(訪問回数)に基づいて案件が
どれだけ発生しているかを可視化したり、
行動量だけではなく行動の中身を可視化させ、
分析したりと幅広く活用できます。
以上、今回は
「福祉用具レンタル業×DX BIを導入したリアルタイム経営」
をテーマにお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ぜひ参考にしていただきBIの導入を検討していただけますと
良いかと思います。
全国の福祉用具貸与事業所が
それぞれの商圏でNo.1事業所を目指す
こちらでは最新のDX推進事例が次々と生まれております。
1社様につき一回限り無料でお試し参加ができます!
是非お待ちしております!
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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
リフォーム支援部
福祉&リフォームT
森 悠馬
【プロフィール】
神戸大学経済学部卒業後、新卒で船井総合研究所に入社。
DX推進・デジタルマーケティングをメインに
福祉用具貸与事業所専門のコンサルティングを行う。
⇒ 森 悠馬 への経営相談は、コチラまで
E-Mail:y-mori_aa@funaisoken.co.jp