福祉用具貸与事業×DX 歩行分析AIアプリ「トルト」の活用

◎みなさまこんにちは

船井総合研究所の森です。

いつも「福祉用具&リフォーム業績アップメルマガ」

をお読みいただきありがとうございます。

内容が少しでも皆様のお役に立ちますと幸いです。

今号は「福祉用具貸与事業×DX 歩行分析AIアプリの活用」

と題してお伝えさせていただきます。

→要点をまとめますと、

【ポイント1】歩行解析アプリ「トルト」とは

【ポイント2】トルトの3つのポイント

【ポイント3】福祉用具貸与事業所の活用事例

今回は1月の福祉用具&リフォーム研究会でも取り上げさせていただきました、

歩行解析アプリ「トルト」について、

ご紹介させていただきます。

【ポイント1】歩行解析アプリ「トルト」とは

はじめにトルトについて簡単にご紹介させていただきます。

スマホで歩行動画を撮るだけで簡単に歩行解析ができ、

その方に適した自宅でできる運動を提案してくれる、

AIの技術を活用したアプリになります。

理学療法士の知見を基に開発されたAIが現場のアセスメントを支援するということで、

福祉用具専門相談の業務をAIがサポートしてくれます。

利用者の歩行状況を動画に撮ることで、利用者の変化を見える化し、

利用者やご家族の満足度が向上したり、

ケアマネさんへの情報共有も動画や出力された帳票を基に円滑になります。

言葉や文章だけでは伝わらない情報も動画を通して伝えることができるということです。

2020年7月のオムロンヘルスケア調べによると、

新型コロナの影響で運動量が減った人は53.8%にも及び、

スポーツ庁は筋力や認知機能の低下を懸念して、

自宅でできるトレーニングを推奨しています。

デイサービス等の通いのサービスを休む方も多く、

掃除や洗濯、炊事等の家事を通してしっかり動いてもらえれば運動不足も解消されるとのことで、

トルトによる歩行解析を通じて、

室内でできる運動を提案してあげると良いですね。

【ポイント2】トルトの3つのポイント

トルトの3つのポイントをご紹介させていただきますと、

①誰でも簡単に、スマホ1つで測定が可能

②歩容や転倒リスクの評価を数値化

③誰でもわかるシンプルな結果により意識変容や行動変容が促される

解析する方が何かデバイスを装着する必要はなく、

iPhone・iPadのみを準備するだけで使用できます。

映像解析処理というAI技術を使用しているため、

動画を撮影するだけで解析が可能です。

転倒に関する4つの項目である、

歩行の速度とリズム、ふらつき度合いとバランスの左右差が、

数値と5段階スコアで評価されます。

転倒リスクの度合いを示した転倒リスクマップや

おすすめのトレーニングなど、

図や写真を用いた分かりやすい帳票が出力されます。

【ポイント3】福祉用具貸与事業所が活用するには

「営業の武器」として活用できると思います。

やっていない事業所との差別化になり、

ケアマネから選ばれる理由に十分なり得ます。

知識や経験の少ない若手の営業の方でも、

数値やデータを元に自信をもって提案ができるようになります。

モニタリング時に合わせて解析し、

ケアマネに報告するのも良いと思います。

また、地域包括支援センターが実施する介護予防教室で、

トルトによる歩行安全講座を実施したという事例もございます。

なかなか関係を築くことのできていない地域包括の職員とも

トルトを活用した講座を通して関係を深めることができます。

包括攻略の武器にもなるということです。

ご紹介させていただきましたトルトですが

1ヵ月の無料トライアルのお申し込みができるようです。

興味がありましたらまずはお試しで使用していただくと良いかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

是非参考にしていただき取り入れていただければと思います。

こういった全国の福祉用具貸与事業所がそれぞれの商圏No.1を目指す

「福祉用具&リフォーム経営研究会」

こちらでは最新のDX推進事例が次々と生まれております。

1社様につき一回限り無料でお試し参加ができます!

是非お待ちしております!

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■執筆者紹介

株式会社船井総合研究所

リフォーム支援部

福祉&リフォームT

森 悠馬

【プロフィール】

神戸大学経済学部卒業後、新卒で船井総合研究所に入社。

福祉用具貸与事業所のDX推進をメインにコンサルティングを行う。

⇒森 悠馬への経営相談は、コチラまで E-mail:y-mori_aa@funaisoken.co.jp

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