福祉用具レンタル業 ふつうは絶対に見れないあの会社の現場に迫る企業視察『クリニック』

突然ですがみなさん、最も手っ取り早く確実に業績を上げる方法をご存知ですか?

それは他社のリアルな現場を見ることです!

自分たちだけであれこれ悩みながら試行錯誤するよりも、
他社の話を聞いて、それを参考にして自分たちでやってみるよりも、
実際にリアルな現場を見て、それを持って帰って実践すること

「三現主義」という言葉があり、”現場””現物””現実”を見ることが重要だということをあらためて感じていただきたいと思います。
今回のコラムでは企業の現場視察の重要性についてお伝えしてまいりたいと思います。

ポイント1:船井総研 伝統の業績アップ手法「クリニック」

船井総研では伝統的に最高の業績アップ手法として「クリニック」というメニューがあります。
国内の繁盛店を視察するようなものから、海外の先進事例を視察しに行くものまで、創業者である故・舩井幸雄氏の頃からずっと受け継がれている業績アップ手法です。

あらためて「クリニック」を定義しておくと、

船井流の勉強法の1つで、事例やモデルを見て、自分自身の中に感じる力や直観力をつける、経営者の方のための勉強法です。
モデル企業を見に行くことで、元気のある企業のトップは直感が働き、3分程度で瞬時にその会社の長所だけを見つけ出し、自らの教訓につなげるようです。
実はどんな方でも、モデルとなる現場に出向くことを習慣化し、訓練すると、直感が働き出して「長所発見名人」になれます。

今の世の中はどんどん情報化しており、経営者の皆様の周りにもさまざまな情報が氾濫しています。
情報を正しく操り、経営に活かしていくための自らの感じる力、直観力こそが企業のトップにとって重要になってくるといえるでしょう。

企業のトップ自らが、モデル企業や繁盛店の現場に直接赴き、現場を肌で感じること。

現場で見たこと、聞いたことをもとに自社に取り入れることをその場で即断即決し、自社に持って帰るからこそ業績を上げることができるのです。

ポイント2:ふだんは絶対に見れないあの会社の現場に迫る

実は私たち船井総研のコンサルタントも自らでセルフ・クリニックを行っています。
それは「100軒行脚(ひゃっけんあんぎゃ)」といい、繁盛店を見に行ったり事例企業に訪問してトップインタビューをしたりするというものです。

行脚をはじめる当初は見るポイントもわからなければ、その会社のどこがスゴイのかもピンとこない状態からはじまります。
それでも5社、10社と行脚を重ねるうちに点と点がつながり、その業界企業のポイントがわかるようになります。
自らの中に「スゴイ会社はなぜスゴイのか?」「一般的な会社とモデル企業の違いはなぜ生まれるのか?」といったことが方程式のように整理することができ、これを「ルール化」といいます。

もう一つ、「100軒行脚」で得られる情報は、業界の経営者が知りたくても絶対に知り得ない、そのコンサルタントだけが持っている情報です。
しかもネットや企業調査会社などの情報ではなく、実際にその会社まで足を運んで現場を見て、またその企業トップから直接聞いて得られる情報です。
そうした情報を数多くもっていることが我々コンサルタントの価値となり、業績を上げるにあたり説得力のあるアドバイスができるようになっていくのです。

企業トップの「クリニック」も同様です。

業界企業の経営者であれば、現地で感じることができる情報は、経営者のアンテナにビリビリと引っ掛かってくることでしょう。
そうした、直接足を運んで現場を見て得られる情報は、誰もが得られる情報ではありません。
毎年のクリニック企画にご参加されるのがだいたい50社程度として、業界5000社のうちのわずか1%だけがその現場で見たり聞いたりできるということになります。

もう一つ、みなさまが興味のある「スゴイ会社」があったとして、まったく知らない伝手もない会社に訪問することができるでしょうか?
よほど行動力のある方であれば、いきなり電話をかけて「一度会ってください!」とアプローチをすることもできなくはないでしょう。
そんな大胆な行動力をもった方がどれくらいいるかというと、ふつうはなかなかできるものではないと思います。

そう考えると、業績を上げるにあたりとっておきの情報が得られる他社の現場ふつうは絶対に訪問することができない企業の現場を見ることができるそれが「クリニック」なのです。

ポイント3:脱・コロナのススメ!現場を見る機会をどんどん取り入れよう!

あらためてこの3年くらいのみなさまの行動を振り返ってみてください。

新たな情報、新たな人脈に触れる機会はめっきり減ったのではないですか?
経営者として刺激やノウハウを仕入れる行動量は激減したのではないですか?
セミナーや会議はオンライン化して”現場””現実””現実”から遠ざかっていませんか?

もちろんオンライン活用することで、会社やご自宅にいながら手軽にコミュニケーションを取ったりセミナーに参加したりという便利な側面は新たなビジネス様式の一つになったのは事実です。
ですが、やはり現場で得られる情報量、リアルな情報の質、経営者ご自身が受けることができる刺激の強さなど、現場ならではのものがあるのは間違いないところでしょう。

コロナの扱いもようやく5類になり、脱マスクも進み、世の中が正常な姿に急速に戻ってきています。
このタイミングで地元から出て、少しばかり遠くても現地に足を運び、

経営者としての感性を磨く動きをしていただきたいと思います。

船井総研が主催する福祉用具&リフォーム経営研究会では、年に1回視察セミナーとして現場で情報収集をしていただく企画をご提案しております。
2023年は「福祉用具レンタル業 現地視察ツアー in広島」として広島エリアでのクリニックを企画しております。

福祉用具メーカー:株式会社モルテン テクニカルセンターの視察
福祉用具レンタル卸:株式会社リョーキ 卸会社のショールーム&洗浄・消毒バックヤードツアー
福祉用具レンタル会社:深川医療器株式会社 リニューアルしたオフィスツアー&社長セミナー

メーカーからレンタル卸、レンタル会社までと、業界の川上から川下まで1日で3社の視察をするクリニックです。

ふつうは絶対に見ることができない3社の現場に迫ることができます。

ぜひ下記より視察ツアーの詳細をご覧いただければと思います。

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■ ビジネスモデル解説動画
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★住宅改修×福祉用具 セット提案モデルをわかりやすく解説
福祉用具レンタル業 なぜセット提案モデルは業績が上がるのか?

ビジネスモデル解説ムービーはコチラから!
https://youtu.be/-_8JNMWxZEw

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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
リフォーム支援部
チーフ経営コンサルタント
入江 貴司

【プロフィール】
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルと
シニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する
専門コンサルティングを進める。
商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制
づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

⇒ 入江 貴司 への経営相談は、コチラまで
E-Mail:takashi_irie@funaisoken.co.jp

この記事を書いたコンサルタント
入江 貴司
入江 貴司
入江 貴司

1976年大阪府生まれ。
大阪大学経済学部卒業後、大手工作機械メーカーに入社。
シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルとシニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する専門コンサルティングを進める。商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。

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